さんまのお笑い向上委員会 2021/1/17感想
年明け生放送後に行われた収録が丁寧に編集されてOAされていた。
年明け生放送の感想はこちら。
あの荒れ放題だった生放送を見た後だと、綺麗に整理された通常回を作っている編集の腕がいかに素晴らしいのかというのが理解できる。
生放送の反省
まず陣内によって生放送の反省が提案された。
しかしながらさんまと今田耕司によってうまくいなされてしまう。
このいなし方に、さんまと今田の掛け合いのうまさが染み出ていた。
なお、本当に反省すべきホリケンは、反省すべき人物の1人としてズームアップされていたが、特になし。撮れ高がなかったのでカットされたのか、それともディレクターの憂さ晴らしか…。
かしわ餅
話の本題はメインディッシュのかしわ餅ことTKO木下へ。
TKO木下は相変わらずのアドリブの利かなさで、M-1チャンピオンの音声さんこと野田クリスタルのキラーパスを悉く外していた。実際、TKO木下のアドリブ力は30年近くやっていようが、腕のある芸人に比べると素人同然といってもおかしくないのかもしれない。
番組自体は、フジモンや麒麟川島、ぺこぱ松陰寺が丁寧なパスを出してあげることで面白くなっていたが、それらがなければただの釈明会見となって面白くなかっただろう。
まとめ
今週は生放送の続き回というのもあって、通常回の中でも面白い部類だったと思う。
少し話はそれるが、かしわ餅ことTKO木下は、おそらくこれまでのキャラクターで芸能生活をするのは厳しいだろう。
ではどのようなキャラであれば活路が見いだせるのか。
それはクロちゃんやナダルなどの嫌われラインだろう。
お遍路の時のように息をするように嘘をつくことができる性格から、その才能の片鱗を感じた。
懸念点としては、嫌われラインはいじられてなんぼのキャラクターなのだが、プライドが高くいじられることを嫌うタイプのTKO木下がそのキャラクターを容認できるかという点にあると思う。
いずれにせよ、YouTubeの低評価が物語るように、今までのTKO木下は誰も見たくないのだろうから、何らかの形でキャラ変した方がいいように感じた。
以上