流水忘備録

技術的な忘備録と雑念のアウトプット

自炊の作りだめ

私は基本的に自炊をしている。いわゆるスケールメリットを活かした自炊である。

つまり、週末に翌1週間の平日の食事を作りだめている。

 

昔は夕食のみ作りだめていたのだが、コロナ禍で自宅からテレワークするようになった今は昼食と夕食を作りだめている。朝食は毎日ほぼ同じ、コーヒーとバターを塗った食パンというメニュー構成のため、実質平日はほとんど料理をしていない*1

 

そんな作りだめ生活をしている私から、作りだめのメリットとデメリットを紹介しようと思う。作りだめをしたことがない人は作りだめするかどうかの参考にしてほしい。

 

メリット

その1: 時間の節約になる

毎日料理をしていると、食材を買いに出かける・具材を調理する・調理器具を洗うといった手間がかかる。もし仮に毎日料理をした場合、昼食と夕食で1時間はとられてしまい、また昼食に関しては貴重なお昼休憩の時間を使ってしまう。

一方、週末作りだめ戦法だと上記の工程に必要なのは週末の数時間だけとなるため、平日の貴重な時間を節約することができる*2

 

その2:お金の節約になる

外食にお金がかかるのは勿論のこと、毎日料理をしていると、光熱費や水道代、食器用洗剤の費用がかさんでしまう。一方、作りだめでは節約できる時間の分だけ光熱費を節約でき、また洗い物も少なく済むため水道代や食器用洗剤の節約にもなる。

また、食材に関しても、毎日料理だとカット野菜などの単身世帯用の割高なものを使う機会が多くなってしまうが、作りだめではそのような割高なものを使う機会が減るため、食費自体も自然と少なくなる。

その3:栄養バランスを整えやすくなる

外食中心の生活だと、栄養バランスを気にした食事をしようとするとどうしても食費がかさんでしまう。また、毎日料理だと、栄養バランスを気にした献立を考えるのが大変で、献立を考えるという行為に脳のリソースを余計に消費しなければならない。

一方、作りだめしていると、栄養バランスを気にするのは週末の買い物だけで済むため、脳のリソース浪費を抑えつつ、栄養バランスの整った食事をとることができる。

 

デメリット

その1:同じ食事に飽きてしまう

スケールメリットを活かした食事のため、どうしても平日の食事はほぼ同じ内容になってしまう。私は美味くて朝昼夜で連続した内容でなければ同じ献立で十分満足できるタイプなのだが、それが耐えられない人はつらいかもしれない。

その2:冷蔵庫に空きがない

一度に作りだめる必要があるということは、作りだめたものを保存しておく場所が必要であるということになる。冬場の豪雪地帯であれば外に置いておけばよいかもしれないが、そうでなければ冷蔵庫に保管することになる。そうすると、冷蔵庫の中が作りだめで埋まってしまうため、余計なものを入れるスペースを作るのに苦労するのである。そのため、冷蔵庫に飲み物などを常時入れているような、他に保管すべきものがある人には難しい方法かもしれない。

その3:消費に戦略性が必要となる

例えば飲み会シーズンであったりすると、自然と外食せざるを得ない場面が増えてくる。そういった時期に作りだめておいてしまうと、作り置きが冷蔵庫の負債となり、またいくら冷蔵庫に保管しているとはいえ、品質はどんどん悪くなっていってしまう。

そのため、ある程度先を見据えた行動をとることができる人でないとせっかく作りだめた料理を大量廃棄するという最悪の結果をとらざるをえなくなってしまうかもしれない。

 

おわりに

以上が私の思う作りだめのメリットデメリットである。参考になれば幸いである。

 

以上。

*1:ただしサラダなどの副菜は適宜こしらえている

*2:ちなみに私は2時間かけて作りだめているので、5-2=3時間は節約できているはず