教場Ⅱの感想
教場Ⅱというドラマを見たのでその感想でも書こうと思う。
悪くないドラマだと思った。
面白いと感じた理由を3点ほど考えた。
原作がある
どうやら原作のあるドラマらしい。
それを知って私は納得した。
今のフジテレビにここまでのクオリティのオリジナル作品は作れないと私は考えていたからである。
このクオリティをオリジナル作品として作ることができるフジテレビに戻ることができれば、テレビドラマにおけるTBSの独壇場を崩すことができるだろう。
主役が適任
主役、つまりキムタク。
キムタクの演技は、どうしても物語上の主人公以前に、キムタクはキムタクという存在を演じているような印象が強く、故に物語そのものの面白さの邪魔をしているような印象を受ける、そんなことが多かった。
しかし今回の配役は、年齢的にも恐らく物語上の主人公と近く、また昨今のSMAP騒動での精神的ストレスにより少し老けてしまったキムタクは配役として抜群だったのだろうと思う。
その他配役も悪くない
フジテレビにありがちな、ジャニーズや坂道系からのキャストもあったが、足を引っ張っている雰囲気を感じなかったのが最も大きな要因だろう。特に目黒蓮はジャニーズ枠でなくとも良いほどの演技力を感じた。
上記以外のノーマルな脇役の中では、特に矢本悠馬の演技は抜群に良かった。いじめっ子役からいじめられそうな役までこなすことができる彼はネクストカメレオン俳優だろう。
おわりに
フジテレビの作品の質にはあまり期待していないし、今後も期待できないと思っている。
特にさんまのくだりは本当にいらなかった。どんな番組でもふざけたがるのがフジテレビの本当に悪いところだと思う。
そんなフジテレビにしては、教場Ⅱはお正月の貴重なプライムタイムに持ってくるに足りる、悪くない作品だったと感じた。
以上。