カレーの具
私はカレーが好きで、カレーをよく食べる。
好きとはいっても、世間一般のカレーマニアのように、カレーのスパイスに魅せられたタイプではなく、作るのに大した手間がいらない割に、ある程度のクオリティの料理を作ることができるために好んでいるのである。
ゆえに、スパイスの調合にこだわっているというタイプではないのだが、その代わりに、カレーの中に入れる具材を少しばかり研究している。
そこで今回はカレーの具材として1度は試してほしい食材を3つほど紹介しようと思う。
マッシュルーム
まず1つ目はマッシュルームである。*1
マッシュルームはシチューに入れる具材であって、カレーに入れる具材ではないだろうと感じる方もいるかと思うが、騙されたと思って入れてほしい。
マッシュルームを入れることで後味のコクが格段に深まる。
私はマッシュルームの食感はあまり好きではないため、薄切りにして入れているが、それでも十分にコクを感じることができる。
好みの切り方で是非入れてみてほしい。
長ネギ
2つ目は長ネギである。
カレーに欠かせない食材として、スパイスの次にあげられるであろう食材といえば玉ねぎであるが、この玉ねぎの代わりに長ネギを入れてみてほしい。
それだけで薬膳チックなカレーを作ることができる。
もちろん、玉ねぎとの併用もかまわないが、似たような系統の食材であるため、可能であればいずれか一方のみを採用した方がよいと思う。
生にんにく
3つ目は生にんにくである。
にんにくはカレーにおける基礎的な食材の1つであり、入れている方も多いと思う。
もし入れていないという方や、チューブのニンニクペーストを使っている方は、是非とも生にんにくのみじん切りを入れてみてほしい。
カレーのおいしさが格段に向上し、食欲増進される。
みじん切りのにんにくを、まだ火をつけていない鍋に入れ、油とともにゆっくりと熱し、にんにくが音を立てだした頃に肉を入れて中火で焼き、その後にその他の具材を入れる方法がオススメである。こうすることで、肉ににんにくの香りが染み込み、とてもジャンキーな肉となるため、結果としてとても食べ応えのあるカレーになる。
おわりに
カレー万能説という説が世の中にあるほど、カレーはどんな食材にも合うことは有名なのだが、カレーの具材には玉ねぎ・人参・ジャガイモ・肉の4種類が選ばれがちだと思う。
ベーシックな4種類以外にも、カレーにある食材は数多あるので、上記のおすすめ食材や、スーパーで目に付いた食材を入れてみると、一風変わったオリジナルカレーを簡単に作ることができる。
気が向いた時に試してみてほしい。
以上。
*1:日本語名はツクリタケというらしい